海上コンディションが悪い場合は運営責任者の判断で中止してください。また、スマートフォンの気象アプリや風速計を積極的に活用してください。
台風が発生した場合、非常に危険です。その為、台風が日本近海に接近する前、つまり海上コンディションが穏やかなうちにウォーターパークの撤収作業を行う必要があります。台風発生時の撤収の仕方については「緊急時の対応(台風接近時の対応)」を参照してください。
風が強くなってきたと感じたら風速計で確認してください。瞬間風速6m/s以上で注意が必要です。8m/s以上になったら運営を中止してください。オフショア(岸から海に向かって風が吹いている)の場合、瞬間風速2m/sでも沖に向かって流されやすくなるので注意が必要です。
目視で入道雲や雨雲の接近に気がついたら、気象アプリ(雨雲レーダー)で雨雲のルートを確認し、ウォーターパーク上を通過しそうな場合はサービスを一時中止し、参加者をビーチの安全な場所へ避難させてください。雨で遊具上が濡れると、利用者が滑って転倒、落水しやすくなります。また低体温を引き起こす可能性がありますので注意してください。
高温・多湿の時の運営は参加者が熱中症になる恐れがあるため、監視員はしっかりと全体を観察し、具合が悪そうな利用者がいる場合は積極的の声がけを行ってください。具合が悪い時はボートなどで救急テントに搬送し、必要な救急対応を行なってください。気象庁から熱中症警戒アラートが発令している場合は特に注意が必要です。
海水浴場(ライフセーバー)と危険な海洋生物の生息情報を密に取り、発生が確認できた場合は運営を中止してください。特にクラゲ、カツオノエボシ、ヒョウモンダコ、アカエイなどは毒性が強く危険ですので注意が必要です。
海上保安庁が製作した「ウォーターセイフティガイド」は海の危険性を理解する上でとても有益な情報が掲載されています。ご参照ください。