水上遊具はメーカー独自の品質管理の元、管理工場にて責任をもって製作しております。1人でも多くのお客様がより安全に遊ぶことができるように、そして水上遊具がすばらしいアミューズメント遊具として末永く愛されるように、安全第一を厳守し設営を行っています。また海上においては天候の急な変動による高波、また台風時の撤収作業など、主催するお客様とのしっかりとした連携体制がなければ運営が困難となる恐れがございます。必ず地元漁業関連の皆様にご理解、ご協力いただき設置作業を進めさせていただくことをお勧めいたします。
1 作業拠点の設置
日中の炎天下作業となるため、ビーチ内に作業拠点を準備します。必要機材、休憩用の椅子などをテント内に収納します。
2 機材の運搬
ビーチへウォーターパークのパーツ等を運び入れます。機材の運搬に関しては、現地にてビーチ内への運搬可能な車両(軽量トラック等)をご準備ください。
3 膨らまし作業
ビーチ内のお客様に迷惑にならない安全な作業場所にて、遊具の膨らまし作業を行います。
4 遊具の運搬作業
膨らました遊具を1箇所に保管する為に、運搬作業を行います。
5 遊具の保管
遊具をビーチ内に保管します。リークテストを行い、翌日海上への設置を行いますので、管理警備が必要な場合があります。
6 設置前の安全確認
設置当日に最終のチェックをした後、設置用のパーツの取付を行います。設置前にバルブの安全チェック等も行います。
7 設置準備
安全確認後、波打ち際まで膨らました遊具を運搬します。協力いただける漁業関係者ともしっかりと事前に打ち合わせを行います。
8 設置作業
設置場所により設置の方法が異なります。設置作業はできるだけ満潮時に行い、ボートにて牽引し設置場所まで移動します。場所の確定後、アンカー作業を行う場合もあります。
発電機
ビーチでは携帯用発電機にてブロアーへの電源供給を行います。
ブロアー
遊具の膨らましは専用ブロアーを使用します。注入・吸引を1台のブロアーにて行います。
エアー注入バルブ
ブロアーのエアー注入口を、遊具本体の注入バルブにしっかりと取付けます。
圧力計測器
温度差等による膨張と破損防止のため、必ず圧力計測器で空気圧をチェックします。
ー黄線がウォーターパークへの移動導線となります。参加者はロープ伝いに出入りします。
ー赤線内部がウォーターパークの運営区域となります。ブイで領域を記します。
遊具の設置場所に関してはロケーションによって異なります。ウォーターパークの設置に関しては干潮時に最低水位1m以上でテトラ等の岩などから最低3m以上離して設置が可能な場所が必要となります。また岸側に近い場所は波の影響を受けやすい為、波の影響の少ない沖側への設置作業となります。海底へのアンカー作業に関しても海底の状態によって使用するアンカーが異なります。また参加者の入水ポイントに離岸流が発生している場所では設置ができませんので、地元の海水浴場関係者様への確認が必要となります。